第2回「すばらしり隊」養成講座

11月26日(日) 13:00~ 東口本宮冨士浅間神社にて開催しました。

2回目の講義テーマは、
「富士山はご神体!それって何?
       「須走」の富士講と御師を探求しよう」

第1部「富士講とは?」 
 講師は冨士道第十二世 神道扶桑教 管長の宍野史生 氏


扶桑教とご神体の富士山についての講義。江戸富士講から神道扶桑教立教の経緯、御山に登る時の旅装とその意味についての説明、富士講という組織についてお話がありました。
また、パワーポイントを見ながら、現在の扶桑教の富士山登拝の様子を解説してくださいました。


第2部「御師とは?」
 講師は、ふじさんミュージアム 学芸員の布施光敏 氏



富士吉田の御師について、お話していただきました。
御師とは何か?から始まり、富士吉田の御師の成り立ち、御師の役割と機能について
写真や画像を見ながら解説してくださいました。


ディスカッション
進行役は、
静岡県富士山世界遺産センター開設準備事務所 学芸課准教授 大高康正 氏

内容は、
★「御師」と「神官」の違い
★「祈祷」と「祝詞」の違い
★現在の富士講信者の数
★富士講は関西方面にも信者がいる?
★登拝のタイムスケジュール
★吉田の御師と須走の御師の交流
★御師同士のお客の取り合いについて

「六根清浄」の江戸と神奈川の節の違いを宍野管長が実際に披露してくれました。
初めて聞きましたが、とても素晴らしかったです🎵

布施さんの丁寧な説明により、道者を支える御師の役割、機能的な仕組みを
私も理解することができました。



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